LINE公式アカウントの新機能「ステップ配信」って何?ポイントや成功の秘訣を徹底解説!!
この記事では、LINE公式アカウントのステップ配信について解説していきます。
LINE公式アカウントステップ配信とは?
LINE公式アカウントのステップ配信とは
LINE公式アカウントのステップ配信とは、友だち追加したユーザーに対して、あらかじめ用意しておいた内容・タイミング・期間でメッセージを自動配信できる機能です。友だち追加した経路に応じて、追加してからの日数やユーザーの属性情報にあわせてメッセージ配信を設定しておくことができます。
※配信されたメッセージは課金対象のメッセージとしてカウントされます
《参照》LINE for usiness(https://www.linebiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/step-message/)
新機能「ステップ配信」は2021年2月24日に提供開始されました。
ステップメールとLINE公式アカウントのステップ配信の違い
メールマガジンのステップメールとLINE公式アカウントのステップ配信とどちらが良いのだろう?と迷っている方もいるのではないでしょうか?
メールマガジンは文字数に制限がないため、伝えたい情報を詳細に配信できます。しかし、実際に導入した事例では、『メルマガの開封率は数パーセントなのに対し、LINE公式アカウントは20~30%とメルマガの約10~20倍』と高い開封率が期待できます。
参照:LINE for Business(https://www.linebiz.com/jp/case-study/ainzandtulpe/)
そして、LINE公式アカウントは、「開設」も「運用」も無料で使えます。月額固定費0円で1,000通まで無料でメッセージを送れます。1か月に1,000通を超えるメッセージを配信したい場合に有料プランの申込が必要になりますが、それ以外の機能は、無料プランでも有料プランと同じ機能が使えます。
LINE公式アカウントのステップ配信すごい5つの機能
1,テキスト以外が配信できる
LINE公式アカウントでは、テキスト配信以外に
- 画像
- クーポン
- 動画
- リッチメッセージ
- リッチビデオメッセージ
- ボイスメッセージ
- リサーチ
- カードタイプメッセージ
など、さまざまな情報でユーザーに配信することが可能です。
そのため、見やすく分かりやすい内容を訴求でき、ユーザーに効果的なアプローチができるメリットがあります。
2,自動で配信できる
2つ目の機能は、「自動配信」です。
ステップ配信では、「友だち登録」後、「〇日後にメッセージを配信する」という設定が可能です。
<例>
- あいさつメール(お礼)直後
- 自社ブランド情報配信(2日後)
- 最新イベントの告知(5日後)
- イベント開始のお知らせ(7日後)
- 割引クーポン配布(14日後)
このように、「友だち追加」したユーザーに自社サービスやブランドの関心度を高めていくステップ配信を「自動配信」していく。そうすることで、運用コストを増やすことなく購買心理に働きかける効果が期待できます。
3,友だちの追加経路が設定できる
「友だち追加」の経路の選択ができます。
特定の経路を選んだ場合、
- 検索
- ホームタブ
- 友だち追加アイコン
- 公式アカウントリスト
- トークルーム内ボタン
- LINEログイン
- 外部流入(QRコードやWebページなど)
- 連絡先シェア
<その他の経路>
- LINEスタンプ
- LINEポイント
- LINEセールスプロモーション
- LINEチラシ
- LINE LIVE
- LINE VOOM
- LINE Pay
- 友だち追加広告
以上、16の経路ごとに配信内容を設定可能です。
4,条件で絞って配信ができる
LINE公式アカウントには、条件分岐という機能があり、年齢、性別など、条件を絞って配信できます。設定は、LINE公式アカウントの絞り込み配信「属性で絞り込み」で設定します。
<性別>
- 男性
- 女性
<年齢>
- 14歳以下
- 15~19歳
- 20~24歳
- 25~29歳
- 30~34歳
- 35~39歳
- 40~44歳
- 45~49歳
- 50歳以上
<OS>
- Android
- iOS
- Windows Phone
- BlackBerry
- Nokia
- Firefox
<地域>
- 1都1道2府43県
例えば、女性と男性で配信内容を変えたり、地域を絞ったり、年齢は20歳以上に配信するなど、細かい設定が可能です。届けたいサービス・商品に興味があるユーザーにピンポイントに配信できます。
5,オーディエンス配信
開始条件と配信条件で絞る「オーディエンス」設定ができます。
データ管理からオーディエンスを作成することで、
- 配信したメッセージを開封した人
- メッセージ内のリンクをクリックした人
などに配信することが可能です。
<オーディエンスタイプの詳細>
- ユーザーIDアップロード
TXT、CSV形式のファイルでユーザーIDをアップロードし作成される - クリックリターゲティング
過去に送信したメッセージ内のリンクをクリックしたユーザーが対象 - インプレッションリターゲティング
過去に送信したメッセージを開封したユーザーが対象 - チャットタグオーディエンス
チャットに付けた「チャットタグ」が対象 - 追加経路オーディエンス
特定の経路で友だち追加したユーザーを対象 - ウェブトラフィックオーディエンス
LINE Tagを設置している全てのページに訪問したユーザーを対象
参照:LINE公式アカウント「オーディエンス」(https://www.linebiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/messages-audience/)
※「オーディエンス」を配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要になります。
まとめ
LINE公式アカウントのステップ配信について解説していきました。
LINE公式アカウントのステップ配信には、さまざまな機能があり、LINE集客の効果がさらに高くなるメリットが満載です。
また、「属性」や「オーディエンス」などで絞り込みをすることで、LINE公式アカウントの費用を押さえることもできますので、ぜひ積極的に活用していきましょう。