突然ですが皆さんは普段何か調べ物をする時にどうやって調べますか?
答えは人によって様々かと思いますが、大半の方はスマートフォンやパソコンを
使用してWebの検索エンジンで探されるかと思います。
では日本ではどんな検索エンジンで情報を調べられていると思いますか?
2021年9月から2022年9月の日本国内の検索エンジンシェア率はGoogle約76%・Yahoo約15%・bingが約8%、その他が約1%となっております。
出典:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan#monthly-202109-202209
つまり現在日本で一番使われている検索エンジンはパソコンとスマートフォン共にダントツでGoogleとなっています。
実に4人に3人がGoogleを利用しています。
それだけ多くの人が利用しているGoogle検索はWeb広告をする上で必須です。
また先ほどの質問で、買おうと思っている商品をより知るためにYouTubeで調べるといった方もいらっしゃるかもしれません。
YouTubeは2022年現在、月間利用者が国内で7,000万人を超える巨大動画サービスです。
多種多様な動画が日々アップされ、老若男女問わず楽しめる日本でも大人気のYouTubeですが、実はGoogleが提供しているサービスでYouTube上にのせる動画広告もGoogle広告の1つです。
前置きが長くなりましたが、そんな多様なサービスを展開するGoogleに広告を出稿できる『Google広告』には様々な種類の広告があります。
今回はそんなGoogle広告にどんな種類、特徴、メリットがあるのかを解説していきます。
Google広告の種類とは?
Google広告には広告の種類が7種類あります。
それは
・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・ファインド広告
・動画広告(YouTube広告)
・ショッピング広告
・アプリ広告
・ローカル広告
以上7つです。
あまりに種類が多いので前編・後編と分けて解説をします。
今回の前編では『リスティング広告・ディスプレイ広告・ファインド広告』について解説します。
それでは始めましょう。
リスティング広告
リスティング広告はユーザーがGoogle検索を使用し検索をした際に検索結果に表示されるテキスト広告です。
リスティング広告はユーザーが検索した際に広告が表示されます。
検索するのは基本その言葉に興味があるユーザーです。
だから目標が達成しやすいというメリットがあります。
課金体系はクリック課金(広告がクリックされた時)となっております。
リスティング広告を出稿するための設定項目は主に3つあります。
それは
- 検索キーワード
- 広告文
- 除外キーワード
です。
細かい設定は他にも多々あるのですがまずはこの3つを覚えていただければ大丈夫です。
如何に関係ないクリックを減らし自分が出したいキーワードでユーザーにクリックしてもらうかが安くCVを獲得するカギとなります。
最もGoogle広告でポピュラーな広告ですが設定方法次第で結果が大きく変わる広告です。
認知度の向上から行動を促進、CVを獲得出来る万能な広告ですので勉強してみてください。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告はGoogleが提携している何百万ものウェブサイトやアプリ、一部のGoogleのサービスに出稿が可能なバナー広告です。
ディスプレイ広告の配信はGoogleが提携している何百万ものウェブサイトやアプリ、一部のGoogleのサービスに広告を出稿することが可能であり、検索広告ではリーチ出来ないサイトの中でユーザーにアプローチ出来ます。
それに加え一度LPに訪問したユーザーに再度広告を表示する『リマーケティング』が出来ることもメリットでしょう。
またディスプレイ広告はユーザー1人1人の興味/関心や行動履歴を基にターゲティングを行い配信することが可能です。
ターゲティングの種類も大変豊富なため、選択肢が広く柔軟な配信ができます。
課金体系はクリック課金(広告がクリックされた時)かインプレッション課金(1000回表示された時)となっており任意で選ぶことができます。ウェブサイトやアプリなどGoogleのサービス外にも配信できる広告ですので、認知度を向上させたい場合にうってつけの広告です。
ファインド広告
ファインド広告はGoogleが提供しているサービスに出稿が可能なバナー広告です。
配信面は
・Discover(スマホのGoogle検索トップの下のフィード)、
・YouTubeのホームフィード、次のおすすめフィード
・Gmailのプロモーションタブ、ソーシャルタブ
があります。
ファインド広告ではユーザーの検索履歴に基づき、興味がありそうなユーザーに対して広告を配信することができます。
またディスプレイ広告同様『リマーケティング』も設定可能です。
Googleの持つ自社サービス内のよく見られる面に広告を配信することが出来るので、より幅広いユーザーに関心度が高いタイミングで広告を配信出来るというメリットがあります。
Googleのバナー広告では1つ前に紹介したディスプレイ広告がありますがいくつか異なる点がありますので表にしました。
ファインド広告はディスプレイ広告では出来ない、『検索履歴によるターゲティング』
が可能です。
課金体系はインプレッション課金が選択できず、『クリック課金制』のみです。
GoogleのAIによる自動入札の入札戦略しかないため、上限クリック単価は設定できません。
ディスプレイ広告と比較すると、配信面が自社サービス内に限定されており、自社サービス内だからこそユーザーの検索履歴に基づいた配信が出来るバナー広告です。
ディスプレイ広告は認知獲得向けなのに対し、ファインド広告はこれから商品やサービスを利用しようと考えている比較・検討層や行動層のユーザー獲得にうってつけのバナー広告です。
以上で『Google広告とは?』前編の解説はこれで終了です。
後編では残りの
・動画広告(YouTube広告)
・ショッピング広告
・アプリ広告
・ローカル広告
の簡単な概要と解説をします。
最後まで本記事を読んで下さり、ありがとうございました。